自毛植毛後の傷跡について

自毛植毛をすると、傷跡が残ることがあります。そもそも、自毛植毛とは、今ある自分の毛髪を使って薄くなった箇所に移し替える手術です。そのため、毛髪を抜く時と移す時に、どうしても頭皮に傷を付けざるをえません。最近は、「FUT」と「FUE」という術式が自毛植毛の主流となっているので、これらを例にとって具体的に説明してきます。

FUTは、後頭部もしくは側頭部の毛髪を横長の長方形に切り取ります。その後は、患部を縫い合わせなくてはなりません。その際、患部の端同士を引っ張る形で縫い合わせるので、線状の傷跡が残ることになります。ですから、傷跡があるからといって失敗したわけではありません。

とはいえ、施術者のスキルが未熟だと、大きな傷跡が残るおそれはあります。一方、FUEは「パンチ」と呼ばれる器具を使って毛根をくり抜くという術式です。こちらは頭皮を切り取るわけではないので、線状の傷跡が残ることはありません。しかし、パンチでくり抜いていくので、丸い傷跡は残ります。

特に、日本人を含むモンゴロイドの肌はこの傷跡が目立ちやすいうえ色素沈着も起きやすいので、広範囲に行うとFUTよりも目立つ傷が残るおそれもあります。とはいえ、上述のように傷が残ること自体は失敗ではないので、「できる限り傷跡を残さないスキルがあるか」「それぞれの術式の特徴やリスクについて、分かりやすく説明できるか」という点に気を付けてクリニックを選ぶとよいでしょう。

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